28ノベルぱずのブログ(仮)

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怖い話をひとつ。ミセコハナエちゃん

文:ぱず(@28novel_paz / Twitter

 

Twitterで偶然見つけた怖い話を紹介しようと思う。

 

 

この話を投稿されたHenryさんには、ブログ掲載の許可をもらっていない。

 

でも、Twitterの規約は守ってるから許してもらえると嬉しい。(Twitterの規約によると埋め込みを利用する分には本人の許可がいらないらしい。詳しくはTwitter規約をどうぞ)

 

ところで、この娘さんが見た小さい人(ミセコハナエちゃん)の話を聞き、私は桜金造さんの怪談「1ミリの女(隙間女)」を思い出した。

 

桜金造さんの怪談はこんな感じである。

 

『ある日の夜、金造さんの家に友達Aから電話がかかってきた。

電話に出るとAは言った。

「悪いんだけど今から一緒に付き合ってくれないかな」

金造さんが理由を尋ねると、Aの会社の同僚が何日間も無断欠勤をしているのだという。

会社の上司が電話をすると会社に来ない理由を答えない。

次にAが電話をすると同僚は言った。

「女が寂しがるからどこにも行きたくない」

Aは今からその同僚の家に様子を見に行くから、金造さんに付き合ってほしいというのだ。

金造さんは、Aと一緒に行くことにした。

同僚の家は木造のアパートの一室だった。

部屋に入ると、同僚は真っ暗な部屋にぽつんと座っている。

部屋に女はいない。

Aは言った。

「お前の言っている女なんていないじゃないか」

同僚は答える。

「そこにいるじゃないか」

同僚が指をさした先にあるのは、タンスだった。

よく見ると、タンスと壁の僅かな隙間があった。

その隙間に、小さな髪の長い女がいた。

その女は1ミリほどの大きさだった。

それを見た金造さんとAは、走ってその場から逃げ出した。

その後、同僚がどうなったのかは分からないのだという……』

 

これが桜金造さんの十八番怪談である。

 

私も昔に聞いた話を記憶を頼りに文字に起こしたものだから、正確性に関してはあまり自信がない。あくまでも、あらすじだと思ってもらえると嬉しい。

 

この「1ミリの女」、Henryさんの娘さんの話に似ていないだろうか。

 

そして、ここまで書いて気が付いた。

 

Henryさんの話には続きがあったようだ。

 

続きも紹介しよう。

 

 

 

 

 

 

 

この話が実話だとしたら、怖いね。何が怖いって、最後の意味不明な畳みかけが怖い。

 

子どもだから説明下手で意味不明なのか、もしくは何かに憑りつかれてこんな発言をしているのか。

 

Twitter内でも指摘されていたが、真面目に考えると娘さんのイマジナリーフレンドである可能性が高いと思われるが……それにしても、発言が不気味なんだよね。ブツブツで痒いとか、地震です逃げてくださいとか。まるでホラー映画みたいな展開じゃないか。

 

ちなみに、娘さんは3歳らしい。イマジナリーフレンドにしては、幼い気もする。私の知識によると、イマジナリーフレンドはもう少し大きくなってからだったような気がする。確か5歳以降だったような。

 

となると、娘さんが幻覚を見ているか(想像と現実の区別がまだついていない)、もしくは本当に幽霊を見ているかということになるのかな。

 

後者だと怖いね。

 

黄泉子ちゃんに話して聞かせたいくらいである。ちなみに黄泉子ちゃんは28ノベルで怖い話を担当している子の名前。リンクするんで、怖い話がお好きな方はどうぞ。

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